南アルプス市立美術館は、10月10日まで、山梨やスイスの自然を描き続けている日本画家宮本和郎さんの作品展を開いています。
宮本さんは東京都日野市出身の85歳です。東京芸術大で日本画を専攻し、中学や高校で美術の非常勤講師をしながら、日本画を制作してきました。2001年に笛吹市境川町にアトリエを構え、甲府市内では絵画教室を主宰しています。
作品展は南アルプスやスイスの山々、花を描いた墨彩画31点とスケッチを展示しています。「南アルプス 果樹の四季」では北岳や甲斐駒ケ岳などの山々、甲州小梅やブドウなど山梨特産の果樹を描いています。キタダケトリカブトやエーデルワイスなど南アルプスとスイスに生息する花々の墨彩画も展示しています。
宮本さんは「作品を通じて自然を大切にする思いを共有したいです」と話していました。
午前9時半~午後5時(月曜日休館)。
イベント名 | 山梨の自然 墨彩画に |
場所 | 南アルプス市立美術館 |