木を使って社会課題を解決する取り組みなどを顕彰する「ウッドデザイン賞2023」の上位賞の表彰式が12月6日、東京ビッグサイトで行われ、優秀賞(林野庁長官賞)に選ばれた山梨日日新聞社の「やまなしSDGsプロジェクト『moritomirai』(モリトミライ)」などに賞状が贈られました。
表彰式には、山梨日日新聞社など上位賞に選出された企業や各種団体の関係者らが出席。各担当者が賞状を受け取りました。
「ウッドデザイン賞2023」には355点の応募があり、238点が入賞。11月に最優秀賞や優秀賞、奨励賞などの上位賞に計31点が選ばれた。モリトミライは県内初の優秀賞に選出となりました。
モリトミライは森林の持続的活用を目指すことを目的とし、森林への関心を高めようとカードゲームを開発し、新聞を覆うラッピング紙面を展開。甲府市出身のプロダクトデザイナー深澤直人さんがデザインした県産ヒノキを使った家具「morini(モリニ)シリーズ」も発売しました。
森には清らかな水を育む「育水」機能があり、森を健全に保つことは川や海を健全に保つことにもつながります。