強い海への探究心を持つ小学校4年生から中学校3年生までの子どもたち「海のキッズサポーター」。
今回は海なし県でミズクラゲの飼育に取り組む海ぼーずくんの研究に密着しました!
ミズクラゲと出会ったのは小学校2年生の時に訪れた神奈川県の新江の島水族館。その親子ワークショップでミズクラゲの赤ちゃんをもらって以来クラゲの飼育に夢中に。
ミズクラゲの魅力について「クラゲには脳みそがありませんが、でも話しかけると返事をすることがあります。脳みそがなくても感じたり記憶したりいろいろな能力があるみたいでそういうところが面白いです。」と話します。
ミズクラゲとは、世界中の温帯や熱帯域の海岸沿いでよくみられる半透明のクラゲで、寿命は1年ほどといわれています。成長の過程でまるで変身するかのように姿を変えます。
姿が変わるたびに弱ってしまいやすく飼育が大変になるそうです。
元気がなかったり、傘が変形しているのに原因がわからない点が大変とも話します。
クラゲにとって重要な水質や水流は目で見て分かるものではないため手探りで改善していくしかありません。時には2時間水槽の前で立ちっぱなしで水流を調節することもあります。
そんな中、なんと夢だったクラゲの繁殖も成功。
山梨市ノーベル科学賞を2度受賞しました。