レポート
2024.12.24

養老の森 自然共生サイトに

 道志村の「養老の森」は、企業や民間団体の管理で生態系が守られ、希少な動植物が生息する森林「自然共生サイト」として環境省から認定を受けた。県内では「日本製紙 鳳凰社有林」(韮崎市)に続き2件目。
 養老の森は、解剖学者で東京大名誉教授の養老孟司さんが顧問を務める一般社団法人「養老の森」が村内に整備。今年、開設10周年を迎えた。
 「森に還る、街から山へ参勤交代」をテーマに掲げ、自然観察会や村での生活を体験するイベントを実施。巣箱整備や観察を通した昆虫と動植物の調査にも取り組んでいる。
 同所など32都道府県69カ所の認定が10月21日に発表された。豊かな自然環境を生かした独自の活動を展開していることや、昆虫の調査報告が詳細であることなどが評価された。
 同法人の大田昌博事務局長は「人間と自然環境は切っても切り離せない関係。生物多様性の森づくりに向けてさらに励みたい」と話した。

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