都留市は5月13日、森林に関心を持ち、持続的な活用に必要な行動を知ってもらおうと、山梨日日新聞社が作成したオリジナルカードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」の体験会を市役所で開きました。
ゲームは参加者全員が一つの町に住んでいるという設定で、それぞれ「山の地権者」「行政」など10の職業のうち一つを担当。「木を売る」など行動を示すカードを使って、「森への愛情」など森林の現状を示すメーターに配慮しながら、設定された資金の獲得などを目指します。
この日は、会社員や学生らが参加。参加者らは森林の状態をより良くするために、会話を交わしながらゲームを進めた。参加した市内の中学生は「一人一人の行動で森林の環境を変えられると実感しました」と話しました。
森には水源涵養機能があり、森を守ることは人の暮らしや水、川や海の生態系を守ることにもつながります。