山梨中央漁協はこのほど、市川三郷町の芦川にウグイの人工産卵床を設けました。
漁協芦川支部の役員8人が参加し、青洲橋の下流約300メートルで作業を実施。スコップやくわを使い、水流を弱めるために石を並べ、下流に小石や砂利を敷いて約10平方メートルの産卵床を造りました。あわせて川の清掃も行い、ペットボトルのごみなどを拾いました。
同支部によると、河川改修工事やカワウの食害の影響で、ウグイの個体数は年々減少傾向にあるといいます。担当者は「地道な作業を継続して産卵しやすい環境を整え、ウグイの自然繁殖を促していきたいです」と話していました。
イベント名 | 芦川にウグイの産卵床を整備 |