山梨中央漁協(宮島雅展組合長)は、市川三郷町の芦川にウグイの人工産卵床を設けました。
ウグイの産卵期に向けた恒例の作業で4月下旬、漁協芦川支部の役員6人が作業に当たりました。JR身延線鉄橋の約400メートル上流地点に、流速と水流を安定させるための石を並べた後、スコップやくわで小石や砂利を敷いて約12平方メートルの産卵床を造りました。河川周辺のごみ拾いも行いました。
支部によると、カワウの食害などによってウグイの個体数が減少傾向にあるといいます。支部の担当者は「ウグイが産卵しやすい条件を整えるため、今後の活動を続けていきたいです」と話していました。