南アルプス市中野で5月中旬、田植えシーズンがスタートしました。水が張られ鏡のようになった棚田では早朝、朝焼けや逆さ富士が映る光景がみられました。
棚田は東向きの傾斜地に広がっています。5月11日は午前5時ごろに日の出を迎え、農家がトラクターや軽トラックで田植えを進める中、朝焼けで棚田がオレンジ色に染まり、逆さ富士も映り込みました。
棚田の保全活動に取り組む「ふるさとを錦で飾り隊」の小野忠会長は「この時期だけ見ることができる絶景。自然が豊かでいいところなので、ぜひ足を運んでほしいです」と話していました。