山中湖村の山中湖中で5月上旬、環境問題について学ぶ特別授業が行われました。生徒たちが、山中湖畔で清掃活動をするNPO法人「国際ボランティア学生協会」(東京)の担当者からごみ問題について講義を受けました。
同校は昨年度から地域で活動する人から話を聞く特別授業を実施しています。今回は山中湖を含む全国各地で環境保護や災害救援、地域活性化などに取り組む同法人の担当者が講師を務め、全校生徒88人が聴講しました。
協会の担当者は海洋ごみが及ぼす環境や経済への影響について解説しました。また、東京都市大の学生も講師として登壇し、昨年8月に山中湖畔で開催したごみ回収の内容を報告。「街を広く知り、きれいにしましょう」と呼びかけました。
聴講した生徒の1人は「ごみの量や影響の大きさが想像以上でした。ごみ拾いなどできることから始めてみたいです」と話していました。