都留市で江戸時代から続く河川の一斉清掃「定式」が2日、市内の多くの地区で行われました。
定式は江戸時代初期に家中川が整備されて以来、毎年4月に住民たちで河川や用水路の清掃や補修をする伝統行事です。現在は家中川流域のほか、上流の東桂地区や西桂町でも行われるようになりました。
同市十日市場では、早朝から住民が河川や街の清掃を実施。自治会のメンバー17人は、西桂町小沼にある生活用水の取水口周辺で、堆積した石や草を撤去していました。十日市場自治会の担当者は「大切な川や用水路を守る伝統行事。今年も行えて良かったです」と話していました。