市川三郷町市川大門第1区の地元有志らは26日、芦川に流れ込む塩沢川で清掃活動をしました。河川の氾濫が相次いだ台風19号を受け、草や木が生い茂る塩沢川の流れを改善するとともに、住民の防災意識を高めるのが目的です。
初めての開催で、住民や町職員ら約50人が川の底やのり面、ガードレール周辺などを草刈り機で除草。ほうきで落ち葉を掃いて集めました。イノシシやシカなどの鳥獣被害を防ぐため、動物が隠れやすい斜面の竹やぶものこぎりで切り出しました。
同区によると、約20年前の集中豪雨では川が増水して道路が冠水し、周辺の住宅が床下浸水する被害があったということです。台風19号では水量が増したものの被害はありませんでした。
市川大門第1区の小池正則区長は「大勢の住民が作業に協力してくれました。今後も行政と連携しながら水害に備えたいです」と話していました。
イベント名 | 芦川に流れ込む塩沢川で清掃活動 |