夏の行楽シーズンや台風に備え、富士川流域水難事故防止対策協議会と南部署などはこのほど、南部町の富士川河川敷で、水難事故を想定した合同訓練を実施しました。
訓練は毎年実施。南部、鰍沢両署や峡南消防本部の署員ら約70人が参加し、台風接近に伴う増水で、釣り人が富士川の中州に取り残されたとの想定で行いました。
警察官が救命ボートの組み立て方や専用の銃で飛ばした浮輪による救助の手順を確認したほか、消防署員がロープを伝って釣り人を川岸まで運びました。
県警ヘリ「はやて」による救助者つり上げ、県警のオフロードバイクや災害活動車での悪路走行訓練もありました。南部署の杉山香弥子地域課長は「夏休みになると川や湖など水辺で遊ぶ機会が増えます。天候の変化で水かさは急激に増すので、1人で遊ばないようにするなど注意してほしいです」と話していました。
イベント名 | 水難事故を想定した合同訓練 |