夏の観光シーズンを前に、富士五湖消防本部は、西湖で水難事故の救助訓練をしました。
隊員約15人が参加し、7月5日に実施。20代男性が遊泳中に溺れたとの想定で実施しました。隊員はボートで現場に向かい、溺れているとみられる位置に目印のブイを設置。水難救助隊員4人が潜水して捜索し、湖底から男性を引き上げて湖岸に搬送するまでの流れを確認しました。
同消防本部によると、管内の水難事故は例年10件程度で推移。今年は6月末までに4件の救助事案が発生し、3人が死亡しています。同消防本部水難救助隊の武藤広樹副隊長は「事故が発生した際は迅速に救助できるよう、訓練を重ねていきます」と話していました。
イベント名 | 水難事故を想定 西湖で救助訓練 |