厳しい暑さが続く中、甲府・昇仙峡エリアにある水晶を模した噴水塔が人気を集めています。涼を求める観光客が連日訪れ、憩いの場になっています。
昇仙峡エリアは、かつて国内の水晶産地として知られていました。噴水はその歴史を伝えるために、2019年に設置されたものです。水晶と宝石の街・甲府のシンボルとしてかつてJR甲府駅前にあった噴水塔を、県内企業が2019年に復活させました。
塔は直径約20㍍の池の中央にあり、高さは約5メートル。最上部には水晶の原石が積み上げられていて、陽の光でキラキラと輝きます。塔の周囲は歩けるようになっていて、上皿からしぶきをあげて流れ落ちる水を内側から眺めることもできます。
稼働時間は、午前9時~午後5時ごろまでとなっています。