富士川流域水難事故防止対策協議会などは、南部町内の富士川河川敷で水害・水難事故の救助訓練を実施しました。
南部、鰍沢の両署や県警本部、峡南消防本部などから約90人が参加。バイクと災害対策活動車「ウニモグ」による悪路走行訓練や、警察、消防が連携して川岸から要救助者を救出する訓練を実施し、県警ヘリ「はやて」を活用して中州から人を引き上げる手順や、自動体外式除細動器(AED)の使い方も確認しました。
訓練は夏の行楽期や台風シーズンに備えて例年実施しています。南部署の担当者は「水難事故は迅速かつ的確な対応が求められます。人命救助を最優先に行えるよう、関係機関で連携を深めたいです」と話していました。