レポート
2024.08.03

水・塩にこだわり 海と日本プロジェクトinやまなしと富士桜高原麦酒が地ビール開発

 一般社団法人「海と日本プロジェクトinやまなし」と富士観光開発のクラフトビール醸造所・富士桜高原麦酒が共同で、富士山の水と駿河湾の塩を使った地ビール「戸田塩ライトラガー」を開発しました。8月9日に発売されます。8月4日まで甲府市内で開かれている地ビールフェスト甲府で先行販売しています。

 海のない山梨から海洋環境問題を考えるきっかけにしてもらおうと企画。駿河湾の水深20㍍から海水をくみ上げ、塩釜で13時間炊き上げて製塩するNPO法人戸田塩の会の「戸田塩」を使うことで、ミネラルのうまみが楽しめるビールに仕上げました。

 富士桜高原麦酒の担当者は「富士山の水のミネラル分と、戸田塩のミネラル分をいかにおいしくマッチさせるか、試行錯誤を繰り返しました」と開発までの道のりを説明。「暑い夏に気軽に飲んでもらいたい」(同担当者)との思いから、アルコール度数は一般的な地ビールより低めの4・5%に設定しました。

 価格は330ミリリットルの瓶入りで、572円(税込み)。8月9日から山梨県内のスーパーやコンビニエンスストア、同社オンラインストアなどで数量限定で販売されます。

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