建設業の中村建設(甲斐市万才、中村国男社長)は、事務所や作業所から排出された紙ごみをリサイクルしたトイレットペーパーを作りました。静岡県内の障害者施設に包装を委託。7月19日には同市の竜王南小を訪れ、児童にトイレットペーパーを手渡しました。
社会貢献活動の一環として企画し、トイレットペーパー1千個を作りました。紙ごみの再生は、静岡県の富士市立くすの木学園を通じて、コアレックス信栄(同市)が行いました。同学園に在籍する障害者が、包装用の紙をまく作業を行っています。
包装紙は中村建設がデザインし、重機のイラストや本年度の安全スローガン、社訓などが印刷されています。中村社長は「ペーパーレス化に取り組んでいるが、どうしても紙ごみは出てしまう。リサイクルすることで少しでも環境負荷を抑えるとともに、障害がある人の就労機会創出につなげたいです」と話していました。