富士急行(堀内光一郎社長)は、訪日外国人向け割引周遊券「富士箱根パス」の売上金の一部20万8150円を富士吉田市に寄付しました。寄付金は、富士山環境保全の取り組みに活用される予定です。
富士箱根パスは、小田急電鉄(東京)と共同で販売していて、富士・箱根エリアの鉄道や路線バスなどを自由に乗り降りできる周遊券です。2021年から大人1枚につき10円、子ども1枚につき5円を富士吉田市と静岡県に寄付することにしています。
6月28日に市役所で開かれた贈呈式では、堀内社長が「自然環境保護のために役立てていただければ光栄」とあいさつ。堀内茂市長は「富士山を美しい姿のまま未来へ引き継ぐために有効活用したい」と応じました。
小田急電鉄は静岡県に同額を寄付しました。