富士川・増穂小の4年生は8月28日、県埋蔵文化財センターの職員から、町内を流れる利根川の歴史を学びました。
センターは5~7月、昔の利根川の堤防発掘調査を実施。調査を担当した久保田健太郎主任・文化財主事が、授業で講師を務めました。
久保田さんは、かつて町内を流れていた利根川が周辺より高い位置を流れる「天井川」だったことを説明。子どもたちは約100年前と現在の町内の地図を見比べて、違いを探すなどしました。
久保田さんは発掘調査や堤防の構造についても解説し、「堤防には利根川の石が利用されたのではないかと考えられます」などと話しました。
子どもたちは堤防に使われていた石と利根川の石を触り、興味深そうに久保田さんに質問していました。笹本杏さんは「天井川のでき方や、昔の利根川の堤防に石積みがあったことなどがよくわかりました」と話していました。
イベント名 | 利根川の歴史 4年生が学ぶ |