甲府市は7月上旬、市役所1階で、プラスチック製品による環境負荷を考えてもらう展示イベント「プラスチック・スマート・キャンペーン」を開きました。キャンペーンに合わせ、7月8日には環境に配慮して商品を販売するマルシェも初めて開きました。 展示では、県内の川で拾われたごみを並べたほか、プラスチック製品の代替食器や県産材のおもちゃなどを紹介。海に接していない県内からも、川を通じて海にごみが流れていることなどをパネルで説明しました。
マルシェは近隣9市町との「やまなし県央連携中枢都市圏」による事業です。8日午前11時~午後3時にJR甲府駅南口駅前広場で開き、飲食や雑貨などを扱う団体が出店しました。プラスチック製品の代替食器で飲食物を販売し、物販は過剰な包装をしないなど環境に配慮。購入者には、甲府市が回収している遊休食器が配布されました。
市環境政策課の担当者は「展示やマルシェでの買い物を通して、多くの人がプラスチックとの付き合い方を考えるきっかけになればうれしいです」と話していました。