山中湖村教委などは6月29日、同村の山中小で、山中湖に生息する県の天然記念物「フジマリモ」に関する授業を行いました。
同校の3、4年生約100人が参加。小学生の時に採取したマリモの飼育を続けている亀田良成さん(東京都)と、国立科学博物館の辻彰洋研究主幹が講師を務めました。
亀田さんはマリモの飼育について紹介。辻さんは潜水調査時に使う酸素ボンベや足ひれを見せながら、研究の内容を説明しました。児童が実際にマリモを触る場面もありました。
参加した児童は「マリモがちぎれて増えるのを初めて知ってびっくりしました。ごみ拾いをして、マリモが育ちやすい湖にしたいです」と話していました。