山梨市牧丘町の琴川ダムに特定外来生物のコクチバスが生息している問題で、県と日下部署、峡東漁協などは9日、再放流などの違法行為を防ぐため、ダム湖周辺の合同パトロールを初めて実施しました。
県水産技術センター職員や署員、漁協関係者ら13人が参加。湖周辺を歩き、釣った後の再放流など違法行為をしている釣り人がいないか見回ったほか、他水域への放流を防ぐため持ち出しも禁止されていることなどを記したチラシを釣り人に手渡しました。午前10時すぎから約1時間にわたりパトロールしたが、違法行為は確認されませんでした。
県は6~7月に生息調査に伴って成魚計61匹を駆除、産卵床15カ所を壊しましたが、完全には繁殖を防げていません。8月上旬には、湖周辺に違法行為を警告する看板と監視カメラを設置しました。
イベント名 | コクチバス再放流防止へパトロール |