山梨中央漁業協同組合(宮島雅展組合長)芦川支部は、市川三郷町内の芦川でオイカワの人工産卵床を整備しました。
水温が20~25度となる8月下旬~9月の産卵シーズンに合わせて、9月27日に実施。支部役員7人が参加しました。産卵床は約20平方メートルで、芦川橋から約400メートル上流に整備。産卵しやすいように石を並べて流れの速さを調節し、コケやごみを取り除きました。
支部によると、オイカワは河川改修工事やカワウの食害などで産卵数が減少しています。オイカワを守るため約10年にわたり産卵床整備の取り組みを続けているといい、橘田千秋支部長は「以前はたくさんのオイカワがいました。活動を継続することで、再び元の環境に近づけられたら」と話していました。