小学生がウナギを切り口に山梨と海のつながりについて学ぶ「江戸に匹敵!? 甲府・地前うなぎ調査隊」(海と日本プロジェクトinやまなし実行委員会主催)は9月3日、甲府・山日YBS本社で成果発表会を開きました。
調査隊は、日本財団が推進する同プロジェクトの一環で、県内の小学5、6年生18人が8月4、5の両日、山梨、静岡両県を巡る学習ツアーを行いました。発表会には代表の5人が参加。同じくウナギをテーマに調べた埼玉県の児童12人もオンラインで参加し、学んだことを発表し合いました。
笛吹・石和南小6年の笠原心愛さん(12)は、江戸時代の甲府城の堀は川から海につながり、城下町でウナギが名産だったことなど学んだ成果を発表。「身近な川をきれいにして海を汚さないようにしたいです」と感想を話しました。駿台甲府小6年の井上卓真君(11)は、ツアーでの体験や浜松出身の父親の話から浜松の養殖ウナギについてまとめ、「ウナギが安全にすみやすい環境を守りたいです」と話しました。
埼玉の児童の発表も聞き、意見交換するなど交流を深めました。駿台甲府小5年の山中仁君(10)は「同じテーマでも違った視点の内容が学べてよかったです」と話していました。
ツアーの様子は9月10日午前11時から、発表会の様子は23日午前11時25分からYBS山梨放送のテレビ番組で紹介します。
イベント名 | ウナギを通して海洋保全考える |