大月、上野原両市内の桂川流域で6月1日、県内のトップを切ってアユ釣りが解禁されました。解禁初日の早朝は雨に見舞われましたが、開襟を待ち望んだ多くの釣り客が訪れ、久々の感触を楽しんでいました。現在も週末を中心に、多くの太公望が釣り糸を垂らしています。
桂川漁業協同組合によると、解禁となったのは桂川のほか、支流の笹子川、葛野川、鶴川。解禁日当日、上野原市新田のJR上野原駅付近の河川敷では午前4時の解禁から多くの釣り人が繰り出し、待望のアユ釣りを楽しんでいました。中には、午後2時までに50匹を釣り上げる強者もいました。アユの体長は15~18センチが多く、平年並みとのことです。
夏の週末は必ず桂川で釣りをするという千葉県習志野市の50代の男性は「水がきれいな桂川で、友釣りでしか味わえない駆け引きを今年も楽しみたいですね」と笑顔で話していました。