レポート
2019.07.24

ごみ拾い13年 上野原の団体が環境大臣表彰

 上野原市民の有志でつくる「上野原をきれいにしよう会(U・K・K)」(矢島忠会長)は13年にわたり、地域の道路や河川敷でごみ拾いに取り組んでいます。会員以外の市民も清掃に加わるなど、活動の輪を広げています。長年の活動が評価され、環境大臣表彰を受けました。
 同会は2007年に桂川・相模川流域協議会が行った河川清掃の参加者と市民有志が、市内の清掃を通して、ごみの不法投棄に対する関心を高めようと発足。メンバーは上野原地区を中心とした30~80代の29人。活動は1月と7~9月を除いて月1回活動しています。毎年約1トンのごみを収集しているそうです。
 これまでに桂川や支流の鶴川、JR上野原駅周辺などで草刈り、不法投棄されたごみの収集を実施。このほか、植樹や、桂川左岸に市にゆかりのある与謝野晶子の歌碑を設置するなどしてきました。
 同会は環境大臣表彰の一つ「地域環境美化功績者」に選ばれ、6月12日に東京都内で行われた式典で表彰されました。
 同会は高齢化によりメンバーが減少しているといいます。矢島会長は「できるだけ若い人への参加を呼び掛け、息の長い活動にしていきたい」と話しています。

イベント詳細

イベント名ごみ拾い13年 上野原の団体が環境大臣表彰
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