日本たばこ産業(JT、東京都港区)と小菅村、北都留森林組合などは5日、「JTの森 小菅」と名付けた村有林で、森に親しむ活動をしました。
JTの森は東京都の水源林の一角に位置しています。この日はJT社員やその家族、村職員、組合職員ら約40人が参加し、五つのグループに分かれて森林を散策。見つけた木の枝や松ぼっくり、コケなどを木のプレートに盛り付け、「森のお弁当箱」と題して発表し合いました。発表後は森の中で小菅村産の食材をふんだんに使った昼食やコーヒーを楽しんだり、森林浴をしてリラックスしたりして過ごしました。
JTは2006年から村有林で森林保全活動を展開。これまでの活動は植林や間伐、シカの食害防止ネット設置など作業が主でしたが、今回は初めて作業抜きで森の魅力を楽しむことに特化した内容としました。
北都留森林組合の中田無双参事は「活動を通じて森を好きになった参加者が伝道者となって、豊かな水を生み出す森の魅力を発信してくれればうれしいです」と話していました。
イベント名 | “お弁当づくり”で水源の森に親しむ |