レポート
2019.10.11

富士川の濁り悪化 国交省に調査要望

 山梨県内の釣り愛好家の有志でつくる山梨本流釣同好会は9月3日までに、「富士川の濁りが悪化している」として、近く国土交通省に対し、河川に生息する魚などへの影響を調査するよう求める要望書を提出することを決めました。
 要望書では「10年ほど前から富士川の濁りが尋常ではないレベルで悪化している」と主張。原因が支流の雨畑川や早川にあるとの見解を示し、魚や水生昆虫に与える影響を調査するよう求めています。
 同会は富士川流域で生息数が減少しているサツキマスを増やそうと、約10年前からアマゴの稚魚の放流活動を続けています。
 富士川の濁りを巡っては、静岡・駿河湾のサクラエビが記録的な不漁になっている問題に絡み、山梨、静岡両県が共同で5~7月に富士川や上流の雨畑川などの水質を調べました。

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イベント名富士川の濁り悪化 国交省に調査要望
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