富士河口湖・大石小の6年生は、富士山を訪れる観光客に向けて、富士山の歴史や文化を紹介するとともに、登山中のごみの持ち帰りを呼びかけるポスターやリーフレットを制作しました。
6年生は4月から「総合的な学習の時間」で、信仰の対象となってきた富士山の文化や、現在の観光客の来訪に関する課題などについて本やインターネットで調べるなどして学んできました。児童はそれぞれ「富士山が世界文化遺産になったわけ」や「富士山のごみ問題」などテーマを設定し、観光客に向けたポスターやリーフレットにまとめました。
7月中旬には6年生9人らが富士山5合目の売店を訪れ、ポスターの掲示やリーフレットの設置作業をしました。登山者が残すごみが問題となってきたことをリーフレットで紹介した児童の一人は「外国人観光客にも伝わりやすいよう、イラストを使うなど工夫しました。登山者が気持ちよく富士山に来てもらえるようになればうれしいです」と話していました。