富士山の麓、富士五湖の一つに数えられる河口湖。
通年、観光やレジャーと、多くの観光客で賑わいます。
この日、河口湖畔には、約20人の水中ダイバーたちが集まりました。
その目的は、湖底のごみを拾う水中清掃。
この活動は、釣りの健全な振興を図るための事業活動を行う、
日本釣振興会が主催し、10年がたちます。
湖底で最も多いゴミ。
それは、これ。
釣りで使用するワーム。樹脂やゴム素材でできている疑似餌さなのです。
湖底に沈むワームなどを取り除こうと、ダイバーたちによる水中清掃が行われているのです。
今年行われた清掃活動。地元の漁業組合や地域住民も参加し、
多くのごみを回収しました。
中でも目立ったごみは、やはりワーム。
わずか1時間で、なんと1380個を回収。
河口湖漁業組合では2007年からワームの使用を禁止していまが、
まだまだ湖底に沈んでいるんですね。