武の井酒造(北杜市高根町箕輪、清水元章社長)と酒類卸のマツムラ酒販(甲府市小瀬町、松村昌樹社長)は、甲府市の水とコメを使った米焼酎「山の都 甲府」を販売しています。甲府市のブランド「甲府之証」に認定され、同市のふるさと納税返礼品にも数量限定で採用されています。
地域資源のブランディングを狙い、同市に関わる原料に特化した米焼酎です。昇仙峡の天然水と、市産米「あさひの夢」を100%使用。酵母には、東京農大醸造科学科が花から分離した「花酵母」のうち、市の花ナデシコを選んで、今年2月に仕込まれました。すっきりした味わいと、フローラルな芳香が特徴です。
ラベルには和田峠から望む甲府盆地と富士山のイラストをあしらわれていて、ラベル裏にもピンク色のナデシコを描き、透き通った焼酎に浮かび上がるように見せています。松村社長は「男女問わず手に取りやすいイメージに仕上げました。土産やふるさと納税用だけでなく、日常使いで地元の良質なコメや水を楽しんでもらいたいです」と話していました。
720ミリリットル、4950円。県内の百貨店やスーパーなどで11月から、数量限定で販売しています。