海洋分野の研究に取り組む中高生を支援する「マリンチャレンジプログラム」の関東大会が8月9日、東京・TEPIA先端技術館で開かれ、県内から高校2校のチームが参加して研究成果を発表しました。
プログラムは、日本財団と研究人材育成や研究・創業支援などを手掛けるリバネス(東京都)が主催です。書類審査などで選抜された全国の59チームが、6月から研究資金助成や専門家のアドバイスを受けながら、海洋や河川に関わるテーマで研究を進めてきました。
県内から参加したのは甲府一高と吉田高のチームです。甲府一高は県のブランド魚の消費を拡大させ、県内水産業を活性化させる方策、吉田高は河口湖に生息するブラックバスが生態系に与える影響について研究しました。
関東大会には13チームが参加し、研究成果を7分間で説明して審査員の質問に応じました。審査の結果、来年3月の全国大会に進む3チームが決まり、県内2チームは出場を逃しました。