魚の種類や数が増えることで川もより豊かになります。
峡東漁協と日本釣振興会県支部は10月1日に甲州市の日川でアマゴの成魚を放
流しました。成魚の放流は自然産卵によって個体数を増やす取り組みの一環とし
て行われ、稚魚や卵を放流するよりも効果があるそうです。放流は2013年から毎
年行われ、この日は組合員ら約20人が体長30センチ前後に育ったアマゴ約65キロ
分を放流。また、翌2日には笛吹川や重川などにも放流しました。
アマゴは10月ごろに産卵期を迎え、ふ化した稚魚は来年秋ごろには体長15セン
チ前後に成長するそうです。