甲府市地方卸売市場(同市国母6丁目)の開設50周年を記念した「市場まつり」(実行委主催)が11月25日、同所を一般開放して開かれました。仲卸店舗で海産物などの特売が行われたほか、カニ汁の無料配布もあり、多くの人でにぎわいました。
約6千人が来場。仲卸店舗14店と模擬店などのブース12店が出店し、ホタテのバター焼き1200個やカニ汁1500杯が無料配布され、来場客が舌鼓を打っていました。旬の野菜を釣り上げるイベントや重さ42キロのキハダマグロが当たる抽選会なども開催。子ども向けの縁日コーナーもありました。
一般社団法人「海と日本プロジェクトinやまなし」もブースを開設。静岡市の食品製造業「カクサ」と連携した体験プログラム「山梨 海の文化調査隊!」で県内の小学生が描いたイラストをパッケージにした「桜えびの素干し」を限定販売しました。
同市場は1973年に甲府市中央卸売市場として開設。2011年には知事の認可を受ける地方卸売市場に転換しました。仙洞田寿実行委会長は「50周年を新たなスタートと考え、これからも信頼に応えられる市場づくりをしていきたい」と話していました。
イベント名 | 市場まつり |
参加人数 | 約6千人 |
日程 | 11月25日 |
場所 | 甲府市地方卸売市場 |
主催 | 市場まつり実行委員会 |