山梨県内在住の小学5、6年生14人は11月13日、甲府市国母6丁目のいちやまマート鮮魚センターで、海のない山梨で新鮮な魚が流通している仕組みや、鮮度を保つ秘訣などを学びました。
講師を務めたのは、いちやまマートの下田純二さんと、中部食品の近藤勝也さん。魚の流通に関する講座を担当した下田さんは、「輸送技術や保存技術が進歩し、今は沖縄や北海道など日本全国の港で採れた魚が、水揚げから一日で山梨に届きます」と紹介しました。
下田さんは、マグロなどデリケートな魚は氷点下40度の冷凍庫で保存されていること、近年は世界の海から魚が届くようになったことなども説明。子どもたちはメモを取りながら耳を傾けていました。
一方で近藤さんは、センター内各施設を案内。実際に施設内を歩きながら施設全体や輸送に使うトラックの庫内が、10度以下に保たれていることなどを説明しました。子どもたちは日本各地から届いた生魚を見学したほか、氷点下40度の冷凍庫に実際に入り、「寒い!」「まつ毛が凍った!」などと、鮮度を保つ工夫を体感した様子でした。
子どもたちは、日本財団「海と日本プロジェクトinやまなし」のオリジナルイベント「海への憧れ!?甲州握りふしぎ探検隊!」の一環で、いちやまマート鮮魚センターを訪問しました。
イベント名 | 魚の保存、流通…体験交え学ぶ【甲州握りふしぎ探検隊①】 |
参加人数 | 山梨県内在住の小学5、6年生14人 |
日程 | 11月13日 |
場所 | 甲府市国母6丁目のいちやまマート鮮魚センター |