山梨日日新聞社メディア企画局と日本たばこ産業山梨支社は7月20日、小菅村内で、森林に関心を持ち、持続的な活用に必要な行動を知ってもらおうと、山梨日日新聞社が作成したオリジナルカードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」の体験会と、森林の散策ツアーを開きました。
県内の親子ら11組22人が参加。日本たばこ産業が北都留森林組合(上野原市)や村と協働で整備している村内の村有林「JTの森 小菅」を散策し、担当者から森にすむ動物の説明を受けたほか、人の手で森を管理していくことの大切さなどを学びました。その後、村中央公民館に移動し、カードゲームを体験しました。
ツアーの開催は昨年に続いて2回目。森を案内した同組合の中田無双専務理事は「森が人の暮らしから遠い存在になっています。ツアーが本当は暮らしに近いところにあることに気付くきっかけになればうれしいです」と話しました。
JTの森 小菅は東京都の水道水源林の一角にあたり、多摩川水系、相模川水系の分水嶺(ぶんすいれい)に位置しています。JTの森 小菅ではスギ・ヒノキ・カラマツといった針葉樹を伐採し、コナラ・ミズナラ・モミジといった広葉樹を植栽し、針葉樹と広葉樹がともに育つ「混交林づくり」に取り組むことで、水源の森としての水源かん養機能を高めることを目指した取り組みを20年以上にわたって継続しています。
イベント名 | moritomiraiカードゲーム体験会&JTの森 小菅 散策ツアー |
参加人数 | 親子ら11組22人 |
日程 | 7月20日 |
場所 | 小菅村 JTの森小菅など |
主催 | 山梨日日新聞社、日本たばこ産業山梨支社 |