都留市で江戸時代初期から続く河川の一斉清掃「定式」が4月5日、市内の多くの地区で行われました。
市建設課によると、定式は江戸時代初期に家中川が整備されて以来、毎年4月に住民たちで河川や用水路の清掃や補修を行う伝統行事。「定式」の名前は、当時の名主が用水路を直す際に領主に提出していた見積書が「定式川除御普請目論見帳」と呼ばれていたことに由来するそうです。
同市夏狩では、朝早くから住民たちが用水路に堆積した土砂をスコップですくい、落ちていた空き缶やペットボトルなどのごみを拾い集めました。
参加した同市夏狩の小林一郎さん(71)は「好天に恵まれ、大切な川や用水路をきれいに掃除できてよかった」と話していました。
イベント名 | 住民が河川の清掃「定式」実施 |