座学の後、子どもたちは駿河湾で捕獲されたミズウオの解剖を体験しました。ミズウオは深海魚で、人間が投棄したごみがどれだけ海を汚しているかを知る指標となります。
伊藤さんのサポートを受けながら、子どもたちは順番に少しずつミズウオのおなかにメスを入れました。おなかの中からは、丸呑みされたイカなどのほか、人間が投棄したプラスチック片やビニール袋などが出てきました。
伊藤さんは、ミズウオの胃に傷がついている部分を示し、胃潰瘍になっていることを説明。甲州・八代小6年の梶原佳也君は「魚が餌と間違えてごみを食べないように、ごみは絶対に捨てないようにしたい。捨てる人がいたら、この話をしたいです」と感想を話していました。
イベント名 | キッズサマースクール~海の源から始まる僕らの森・川・海すごろく~ |