オイカワ産卵へ 芦川で環境整備

オイカワ産卵へ芦川で環境整備

2020-10-7

山梨中央漁協芦川支部は、市川三郷町内の芦川で、オイカワの人工産卵床の造成を行いました。
　同支部役員によると、オイカワは夏から秋にかけて、水温が２０度前後になると産卵するが、カワウの食害や河川改修により、近年、生息数が減少しているといいます。
　産卵床は同町市川大門のＪＲ身延線鉄橋から４３０メートルほど上流に整備。支部員６人が石や砂のミズゴケや汚れを落としたり、ごみを拾ったりした後、手作業で小石や砂利を並べました。
　同支部役員の一人は「オイカワの好む条件が整い、産卵してくれることを期待しています。釣りなどで多くの人に川に親しんでもらえるよう、今後も活動を継続していきたいです」と話しています。